出版社内容情報
排水溝のヌルヌルにアリのコロニー、花と昆虫、そしてヒトの助け合い。この世界はうるわしき協力であふれている。容赦ない生存競争の中で、生きものたちはなぜ自己犠牲的になれるのか。ダーウィン以来、この謎に果敢に挑んできた研究者たちの軌跡と、協力の裏に見え隠れする、ちょっと怖い「罰」の世界を生き生きと描く。
内容説明
排水溝のヌメリから花と昆虫、そしてヒトの助け合いまで。この世界はうるわしき協力の姿であふれている。容赦ない生存競争の中で、生きものたちはなぜ自己犠牲的になれるのか。ダーウィン以来、この謎に果敢に挑んできた研究者たちの軌跡と、協力の裏に見え隠れする、ちょっと怖い「罰」の世界を生き生きと描く。
目次
1 仲良きことは美しきかな―自然界にあふれる協力のすがた
2 ダーウィンの困惑―なぜ「ずるいやつら」ははびこらないか
3 協力の進化を説明せよ!―男たちの挑戦
4 罰のチカラ―自然界には罰がいっぱい
5 ヒトはけっこう罰が好き?
著者等紹介
大槻久[オオツキヒサシ]
1979年福島県生まれ。2006年九州大学大学院理学府生物科学専攻修了(理学博士)。ハーバード大学Program for Evolutionary Dynamicsポストドクトラルフェロー、科学技術振興機構さきがけ「生命現象の革新モデルと展開」専任研究者を経て、総合研究大学院大学先導科学研究科助教。専門は数理生物学。協力の進化理論をはじめ、進化ゲーム理論、人間行動進化学の研究に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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