出版社内容情報
理系の大学院生でも大半がよく知らない放射線の測定法。放射線は機器があっても体温計のように誰でも正確に測れるわけではない。なぜ放射線測定は難しいのか。また除染をすればそれで終わりなのか。まったく予備知識のない人にも納得できるように、放射線測定のイロハから、今後どんなことに注意すればよいのかをやさしく説明します。
内容説明
理系の大学院生でも大半がよく知らない放射線の測定法。放射線は機器があっても体温計のように誰でも正確に測れるわけではない。除染事業を進めるうえでは、継続的な測定が必須である。ところが、この測定が難しい。なぜか。まったく予備知識のない人にも納得できるように、放射線測定のイロハをやさしく説明。
目次
1 放射線測定はなぜ難しい?
2 放射性物質と放射線
3 放射性セシウム、放射性ストロンチウムをどう測る?
4 ベクレルが示されるまで
5 移動する放射性セシウム
付録 よくあるご質問の例と回答
著者等紹介
小豆川勝見[ショウズガワカツミ]
1979年生まれ。2011年東京大学大学院総合文化研究科(広域科学専攻)博士課程修了。博士(学術)。2008年より東京大学大学院総合文化研究科助教。専門は研究炉や加速器を用いた環境分析化学。福島第一原子力発電所事故以降は、小中学生や一般市民向けの勉強会を多数開講。原発周辺での環境試料サンプリングも精力的に行い、放射性ストロンチウムやプルトニウムの測定結果を学術誌で公開している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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