岩波科学ライブラリー<br> 惑星気象学入門―金星に吹く風の謎

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惑星気象学入門―金星に吹く風の謎

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  • サイズ B6判/ページ数 112p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000295833
  • NDC分類 445
  • Cコード C0344

出版社内容情報

地球は温暖な環境なのに,双子の惑星といわれる金星は灼熱地獄.地上には,地面の回転と同じ方向に60倍もの高速で風が吹く.火星は酷寒・乾燥の地,木星は底なしの大気――この違いはなぜ生じるのだろう? 太陽からの距離だけでは説明しきれない惑星気象の謎の解明に,金星の気象研究35年の著者が挑む.

内容説明

金星は、ほかの太陽系の惑星とは逆向きにゆっくりと自転し、上空にはそれを追い越す60倍もの超高速の風―スーパーローテーション―が吹く。火星も木星も、地球とは異なる独特な気象をもつ。その違いはなぜ生じるのだろう?金星の気象研究35年の研究者が、それぞれを比較しながら基本から解説する。

目次

1 焦熱地獄の世界―金星(Y字形の雲の模様―スーパーローテーションの発見;高速東風のピークは高度七〇キロメートル ほか)
2 中庸を得た温暖な世界―地球(地球の温室効果;地球対流圏の特徴 ほか)
3 酷寒と乾燥の世界―火星(地表面温度はセ氏マイナス一〇〇度から零度;熱しやすく冷めやすい大気 ほか)
4 底なしの大気―木星(地球型惑星と木星型惑星;層をなすアンモニアの雲・硫化水素アンモニウムの雲 ほか)
5 超高速回転する大気―金星の謎を解く「あかつき」(夜昼間の温度差;夜昼間の大気の流れ ほか)

著者等紹介

松田佳久[マツダヨシヒサ]
1951年生まれ。東京大学大学院理学系研究科博士課程修了。東京大学理学系研究科助教授などを経て、東京学芸大学教育学部自然科学系宇宙地球科学分野教授。1982年度山本賞、2003年度堀内賞を日本気象学会から受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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calaf

6
惑星の温度分布の問題は、地球物理を初めて習った大学一年の時に非常に感心した覚えがあります。そうか、惑星の気象学というのはあれが基本になるのですね。なるほど。。。そして、水星には大気がないんだ...もしかしたら聞いた事があったかもしれないけど、知らなかった/完全に忘れていた。。。2011/12/01

月をみるもの

3
「あかつき」軌道投入再挑戦の前に予習というか復習というか、、2015/07/04

鏡華月

1
金星に吹く風がどのような影響をもたらしているのかを図で検証していく形だった。金星の構造はもちろんのこと、他の惑星との違いにも軽く触れ違いが目に見えてわかりやすかった。2017/07/16

そらばと

1
タイトルに惹かれて読んでみたが、イメージがいまいちわかない。専門用語や物理の知識が必要。2015/12/02

mosu107

1
惑星気象学について、わかっていることと未知のことが沢山書かれていて興味をそそられた。惑星気象学は様々な知識を必要とすることが印象に残り、参考にもなった。2015/01/01

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