岩波現代全書<br> 対米依存の起源―アメリカのソフト・パワー戦略

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岩波現代全書
対米依存の起源―アメリカのソフト・パワー戦略

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  • サイズ B6判/ページ数 296p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000291569
  • NDC分類 319.105
  • Cコード C0321

内容説明

なぜ日本はこれほど深くアメリカに依存してしまっているのか。なぜそこから抜け出すことができないのか。その秘密は、戦後日本における文化交流事業と政治の関係にあった。リベラルな知識人がアメリカのソフト・パワーの「落とし穴」にはまり込んでいく歴史を、「知」と「権力」と「カネ」から描き出す。

目次

第1章 占領期の対日文化政策―民間情報教育局
第2章 冷戦、「逆コース」、そして戦後日本のナショナリズムの台頭
第3章 独立の代価―「ソフト・ピース」と日米安保条約
第4章 東京でのジョン・D.ロックフェラー,三世―文化交流か「文化帝国主義」か
第5章 ロックフェラー報告書―共産主義の脅威に対抗して
第6章 日米文化交流の制度化にむけて
第7章 知識人への文化攻勢
第8章 日本の知識人を親米派に―ロックフェラー財団の活動を中心に
第9章 東京大学=スタンフォード大学共催のアメリカ研究セミナー
第10章 京都アメリカ研究セミナー
第11章 米国のソフト・パワーの光と翳

著者等紹介

松田武[マツダタケシ]
1945年生まれ。1979年、ウィスコンシン大学大学院歴史学研究科修了(Ph.D.)。現在、京都外国語大学・京都外国語短期大学学長。専攻はアメリカ史、アメリカ対外関係史、日米関係史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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壱萬参仟縁

24
マーク・ゲイン著『ニッポン日記』は対日占領政策批判書。’51年邦訳(15頁)。ソフト・ピースの目的:旧敵国を丁寧に扱い、講和条約締結後、同国と友好関係を築く点(38頁)。ロックフェラー3世は、世界平和を維持するには文化交流が不可欠と信じていた(68頁)。地域(別総合)研究は、多方面の異なった領域を総合し、一文化ないし一地域の全体像を得る新手法(142頁)。史家B.シュウォーツ氏によると、地域とは、複数の学問領域を超えた学際的な研究対象となる、集合的経験の単位。2015/07/04

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