出版社内容情報
概念の形式的説明と学説の羅列的紹介に終わりがちな通例の哲学概論とはことなって、本書は読者に自ら「哲学する」道を示すことに最も力を注いでいる。まず哲学の立つ立場を根本的に明らかにし、次に哲学の方法について論じ、最後に哲学の区分に及ぶ。戦前を代表する体系的哲学者田辺元にしてはじめてよくなしえる哲学入門書である。
概念の形式的説明と学説の羅列的紹介に終わりがちな通例の哲学概論とはことなって、本書は読者に自ら「哲学する」道を示すことに最も力を注いでいる。まず哲学の立つ立場を根本的に明らかにし、次に哲学の方法について論じ、最後に哲学の区分に及ぶ。戦前を代表する体系的哲学者田辺元にしてはじめてよくなしえる哲学入門書である。