岩波テキストブックス<br> 現代メディア史 (新版)

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岩波テキストブックス
現代メディア史 (新版)

  • 佐藤 卓己【著】
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  • サイズ A5判/ページ数 266p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784000289207
  • NDC分類 361.45
  • Cコード C3336

出版社内容情報

国民国家形成の歴史のなかに、出版・新聞・映画・ラジオ・テレビなど各領域の発展を位置付け、英米独日の各国を時系列的に比較する画期的なメディア史。九八年の刊行以来、一六刷を重ねたロングセラー、待望の新版。

内容説明

19世紀後半以降のメディアの発達は、あらゆる情報が氾濫する現代社会の成り立ちにどのような影響を与えてきたのか。国民国家形成の歴史のなかに、出版・新聞・映画・ラジオ・テレビといった各領域の発展を位置付け、英米独日の各国を時系列的に比較する画期的なメディア史。1998年の刊行以来読み継がれてきたロングセラー、待望の新版。

目次

第1章 メディア史としてのコミュニケーション研究
第2章 メディア都市の成立
第3章 出版資本主義と近代精神
第4章 大衆新聞の成立
第5章 視覚人間の「国民化」
第6章 宣伝のシステム化と動員のメディア
第7章 ラジオとファシスト的公共性
第8章 トーキー映画と総力戦体制
第9章 テレビによるシステム統合
終章 情報化の未来史

著者等紹介

佐藤卓己[サトウタクミ]
1960年生まれ。京都大学大学院博士課程単位取得退学。国際日本文化研究センター助教授などを経て、京都大学大学院教育学研究科教授。専攻はメディア史、大衆文化論。著書に『『キング』の時代―国民大衆雑誌の公共性』(2002年、岩波書店、日本出版学会賞受賞、サントリー学芸賞受賞)、『言論統制―情報官・鈴木庫三と教育の国防国家』(2004年、中公新書、吉田茂賞受賞)、『ファシスト的公共性―総力戦体制のメディア学』(2018年、岩波書店、毎日出版文化賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ポルターガイスト

4
近代メディアの発達は総力戦体制の形成と軌を一にしている。しかし国民的メディアはその地位を追われるとサブカル化し,個人のコスモポリタン化を促して国民国家の枠組みを破壊していく。とても興味深く,当初の宣言どおり「クールな」枠組みを持った入門書だった。ここにもっといろんな本を読んで知識を差し込みたくなる。巻末にはおすすめメディア学関連本がジャンルごとに紹介されていて,この分野を極めたい人にとってはたぶん最高の付録でしょう。2021/05/18

キューネン

3
書籍、新聞、ラジオ、映画、テレビ、ネットと社会の間の相互作用をみながらメディア史を描く。ネット社会に対して持たれているユートピア論が、かつて他のメディアでも繰り返されてきたものの再生産であるというのは面白いと思った。アフターコロナのメディア論を考えるにあたって、通読しておいて良かったと思う。が、情報量が多く凝縮されていて少しとっつきづらいところもあるので、著者も推薦しているように、初学者は同じ佐藤さん著の『メディア社会』(岩波新書)からの方がいいかもしれません。2020/08/10

古戸圭一朗

2
定評のあるテキストが20年ぶりの改訂。コンパクトだが情報量は非常に多く、濃密な一冊。近代のマスメディアは「国民化」そして「システム化」という機能を担ってきたが、それは近代の生み出した「総力戦体制」という状況下で発生した、特殊なものであった。そして現在、メディアは、その本来の機能である「間に入り」細分化することによって、国民国家という枠組みを揺さぶりつつある(p225)という、終盤の記述が面白かった。他にも色々示唆的な記述はあったが、勉強不足で拾い切れていないので、二度三度読み返す必要があるだろう。2020/06/11

ディレ

0
米日独英のメディア史が記述されている。広告効果研究の基本文献が知りたく、巻末の「基本文献案内」のために購入した。メディア論の教科書としては、吉見俊哉『メディアを学ぶ人のための15話 改訂版』の方が定評があり無難であるかも知れない。ともあれ、本書によると、広告効果研究の基本文献は田崎篤郎/児島和人『マス・コミュニケーション効果研究の展開』らしい。もし私と同じ関心を持って本書を購入しようとした方々にこの情報が届けば幸いである。2019/12/24

おいもさん

0
旧版も読みました。追加された節の他に、細かな追記が所々あります。個人的にはメディア関係の本を読む上でのベースキャンプになるような本だという印象です。より細かな感想としては何度も再読した後に書こうかなと思っています。2019/08/01

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