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磯崎新建築論集〈4〉“建築”という基体―デミウルゴモルフィスム

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  • サイズ B6判/ページ数 283p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000286046
  • NDC分類 520.4
  • Cコード C0352

内容説明

バブル期以降の、現実と情報の境界が曖昧化し建築論の言説的枠組が「転倒」した状況を批判的に捉え、造物主義論(デミウルゴモルフィスム)というオリジナルな仮説を提示。建築の始源とその危機について検証し、建築を建築たらしめるものとは何かを問う。「不全症候群」に陥った今日の建築に未来はあるのか。建築の変貌をモノとコトの生成という視点から根源的に捉える建築哲学的探究。

目次

1 メタファーとしての建築(建築論的「転倒」;建築の言説・言説の建築)
2 アルケー―始源と反復(私にとってのアクロポリス;イセ―始源のもどき)
3 クライシス―斜行と逸脱(ジョン・ソーン―建築と逸脱)
4 デミウルゴスの行方(造物主義論由来;“建築”/建築(物)/アーキテクチュアまたは、あらためて「造物主義」)

著者等紹介

磯崎新[イソザキアラタ]
1931年生。東京大学大学院建築学博士課程修了。建築設計事務所磯崎新アトリエ主宰。世界各地で建築・都市の設計に携わり、展覧会を開催。国際的な建築競技設計(コンペ)の審査委員を務める。英国王立芸術院・米国芸術文学アカデミー名誉会員。建築家であると同時に、芸術家、批評家、思想家として横断的に活躍。著書多数

五十嵐太郎[イガラシタロウ]
1967年生。建築史・建築批評家。東京大学工学部建築学科卒業。同大学大学院博士課程修了。博士(工学)。現在、東北大学大学院工学研究科(都市・建築学専攻)教授、せんだいスクール・オブ・デザイン教員。あいちトリエンナーレ2013芸術監督(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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