岩波人文書セレクション
中絶論争とアメリカ社会―身体をめぐる戦争

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  • サイズ B6判/ページ数 366p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000285629
  • NDC分類 498.2
  • Cコード C0336

出版社内容情報

中絶は,殺人罪か,基本的人権か.1973年の連邦最高裁による中絶合法化は,アメリカを現在まで続く泥沼の「中絶戦争」に引きずり込んだ.なぜ,もっとも個人的な出来事が,大統領選を左右し,国内を二分する熾烈な対立を生むのか.アメリカ現代政治を見るうえで欠かすことの

内容説明

中絶は、殺人か、女性の基本的人権か。一九七三年の連邦最高裁による中絶合法化は、アメリカを現在まで続く泥沼の「中絶戦争」に引きずり込んだ。なぜ、もっとも個人的な出来事が、大統領選を左右し、国内を二分する熾烈な対立を生むのか。アメリカ現代政治を見るうえで欠かすことのできない中絶論争についての初の網羅的研究。

目次

第1章 歴史的背景
第2章 ロウ判決と中絶の合法化
第3章 中絶をめぐる「内戦」
第4章 フェミニズムと女性観の相克
第5章 「生命」と「選択」のディスコース
第6章 論争打開への模索

著者等紹介

荻野美穂[オギノミホ]
1945年生まれ。奈良女子大学大学院人間文化研究科博士課程中退。人文科学博士。奈良女子大学、京都文教大学、大阪大学を経て、同志社大学大学院グローバル・スタディーズ研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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