出版社内容情報
人間的な生き方とはどのようなものだろうか.「善く生きること」は哲学にとって基本であり永遠のテーマである.「身体と愛」「心の広がり」「人間の尊厳と医療」を主題とする三つの講義と対話を柱に,私たちが人として生きていることそのものの理解を深め,読者が「どのように生きるべきか」という問いを磨き上げるよう促す.
内容説明
人間だけが生きているわけではない。しかし人間的な生き方というものがあるとすると、それは何だろうか。この巻では、私たちが生きていることそのものの理解を深めていきます。
目次
第1講 人と人とをつなぐものはなにか―身体と愛
第2講 「心」は深められるか―私の心と私の死
第3講 人間の尊厳とはなんだろうか―現代の医療と生命
課題探究 環境倫理と尊厳―「かけがえがない」とはどういうことだろうか
著者等紹介
直江清隆[ナオエキヨタカ]
1960年生まれ。東北大学大学院文学研究科准教授
越智貢[オチミツグ]
1951年生まれ。広島大学大学院文学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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