岩波人文書セレクション
グノーシスの神話

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  • サイズ B6判/ページ数 322p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000285100
  • NDC分類 198
  • Cコード C0316

出版社内容情報

新約聖書の時代にその周辺で生まれたもう一つの宗教思想、グノーシス主義―独自の象徴とイメージの体系をもって、人間の起源と運命を説き明かそうとする神話的思考の全貌に迫る。ナグ・ハマディ文書、マンダ教、マニ教の教典から主要な断章を抜粋し、救済論・終末論等の主題別に編成。

内容説明

新約聖書の時代にその周辺で生まれたもう一つの宗教思想、グノーシス主義―独自の象徴とイメージの体系をもって、人間の起源と運命を説き明かそうとする神話的思考の全貌に迫る。ナグ・ハマディ文書、マンダ教、マニ教の教典から主要な断章を抜粋し、救済論・終末論等の主題別に編成。

目次

1 グノーシス主義とは何か(グノーシス主義の世界観と救済観;グノーシス主義の系譜学)
2 ナグ・ハマディ文書の神話(世界と人間は何処から来たのか;世界と人間は何処へ行くのか;今をどう生きるか)
3 マンダ教の神話(マンダ教について;『ギンザー(財宝)』の神話)
4 マニ教の神話(マニとマニ教について;マニ教の神話)
結び グノーシス主義と現代(グノーシス主義の終焉と残された傷痕;移植されたグノーシス主義とその克服;新霊性運動とグノーシス主義;「終りなき日常」とグノーシス主義;グノーシス主義のメッセージ;グノーシス主義を超えて)

著者等紹介

大貫隆[オオヌキタカシ]
1945年生まれ。東京大学大学院人文科学研究科西洋古典学専攻博士課程修了。ミュンヘン大学にてDr.theol.取得。現在、東京大学名誉教授。自由学園最高学部教師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

illsign

0
一口でグノーシス神話といっても、1つのストーリーを追っているわけではなく、いくつもの話をまとめたもの。テーマごとにはなっているものの、いくつものお話が併記されているため、いきなり読むには厳しい。もっと解説書読み込んでから出直そう。2017/06/07

けふたろ

0
サブカルグノーシス主義者という言葉のヒントになった本である。2012/01/11

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