出版社内容情報
「世界は夢，ただひとつの真実の夢」──旅を彩っていたのは，いつでもこの言葉だった．ベナレスの朝日，アンデスを渡る風，蝶たちが舞うメキシコの洗濯場，そしてそこに生きる人々……．インドやラテン・アメリカ各地を歩く著者の内で濾過・結晶化を経て彫琢された文章と光あふれる写真で贈る，旅のエッセンス．
内容説明
「定本 見田宗介著作集」を完成させた著者が「社会学者」としての役割から離れて全力を傾注した、真木悠介の名を刻印されたテクスト。多様な学問分野を縦横に飛翔し、幅広い領域に影響を与え続けている作品群を精選・改訂、各巻に「定本解題」を収録する決定版著作集。
目次
コモリン岬
時間のない大陸
骨とまぼろし
ファベーラの薔薇
マドラスの白い敷道
魂の賊
エローラの像―伝える身体
地の涯ての島から遠く
海のない国の海軍
ピカソとコロンブス〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆうき
2
旅は人を今、ここから人を自由にする。それは場所との出会いであり、人の出会いであり、文化との出会いが新たな知識と想像力を与え自由な翼を与える。2014/12/30
