二宮宏之著作集〈1〉全体を見る眼と歴史学

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  • サイズ A5判/ページ数 436p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784000284417
  • NDC分類 208
  • Cコード C3322

出版社内容情報

現代歴史学の方法と実践を学ぶうえで必読の論考群

戦後歴史学から、人間の営みの全体をとらえる「社会史」へ-豊かな発想力と深い学識をもって歴史学の変革をおこなった著者の仕事を通観する。フランス史というフィールドから「歴史とは何か」を問い続けたその学問の全体像を提示するべく、長編仏語論文(全訳)や小論も含め集成。現代歴史学の方法と実践を学ぶうえで必読の論考群。

☆全体を見る眼と歴史学
<歴史の全体性恢復は、歴史に対峙する主体としての歴史家自身における、全体性恢復の問題である>。
「全体を見る眼と歴史家たち」から晩年の「歴史の作法(さくほう)」まで、歴史学のあり方を鋭く問いなおした論文と、現代歴史学の諸潮流を論じた論考を収録。

内容説明

「全体を見る眼と歴史家たち」から晩年の「歴史の作法」まで、歴史学のあり方を問いつづけた思考の航跡。現代歴史学の方法と実践を学ぶうえで必読の論考群。

目次

1 歴史的思考の現在(歴史的思考とその位相―実証主義歴史学より全体性の歴史学へ;歴史的思考の現在 ほか)
2 歴史の作法―視点と方法の模索(歴史の作法;系の歴史学と読解の歴史学 ほか)
3 エトノスと文化多元主義(国家・民族・社会;「エトノス」雑考 ほか)
4 問いかけの歴史―多様なアプローチへ(歴史への問い;社会史の課題と方法―一九七九年の歴史学界 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

RKG

1
エッセイ、短い論文が中心。だが、勉強になる。2020/12/23

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