• ポイントキャンペーン

経済数学教室〈4〉線型代数と位相〈下〉 (新装版)

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 p327/高さ 21cm
  • 商品コード 9784000284042
  • NDC分類 331.19
  • Cコード C3333

内容説明

経済学に必要な数学の基本をすべて盛り込んで、数学のもつ面白さを味わいながら習得できるよう、ていねいな解説を加えたシリーズ。第4巻は、線型代数と経済理論がどのように結びついているかを示す代表的なテーマをとりあげる。まず産業連関分析で重要な役割を果たす非負行列に関する理論を包括的に解説し、さらに線型計画法とゲーム理論の基礎部分の数学的構造を説明する。付録では位相空間について解説して抽象化の方法の一端に触れる。「線形代数篇」の完結。

目次

第6章 非負行列(産業連関分析と非負行列;基本方程式の非負解 ほか)
第7章 線型計画法(線型計画問題;解の性質 ほか)
第8章 ゲームの理論―ゼロ和2人ゲームとその周辺(ゼロ和2人ゲーム;行列ゲーム ほか)
第9章 線型経済モデル(線型生産体系の有効点;産業連関モデルにおける非代替定理 ほか)
付録 位相空間(一般の集合の中で“近さ”をどう捉えるか;近傍系と開集合系 ほか)

著者等紹介

小山昭雄[コヤマアキオ]
1927年生まれ。48年東京大学理学部数学科卒業。旧制武蔵高等学校、上智大学を経て、学習院大学名誉教授。専攻は数理経済学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kusano

0
4巻では経済学に用いられる線型代数学の応用を主に取り上げている.産業連関分析やゲーム理論と線形計画法などが主なテーマである.それらを扱う基礎として6章7章で非負行列,線形計画法を学ぶという構成になっている.特に線形計画法を道具として使うゲーム理論の章は,他のゲーム理論の書籍にはあまり見られない展開であり,新鮮だった.4巻にしてようやく経済学の話題が多く出てくるので,1,2巻を読み始める人たちはまず4巻の各章をざっと眺めてどこがゴールなのか理解しておくと良いかもしれない.2012/02/17

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/2303677
  • ご注意事項