経済数学教室〈3〉線型代数と位相〈上〉 (新装版)

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  • サイズ A5判/ページ数 326p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784000284035
  • NDC分類 331.19
  • Cコード C3333

内容説明

経済学に必要な数学の基本をすべて盛り込んで、数学のもつ面白さを味わいながら習得できるよう、ていねいな解説を加えたシリーズ。第3巻は、数列の極限、関数の連続性など実数のもつ性質の考察から始め、それをn次元実数ベクトル空間ヘ一般化する。ついで産業連関論、線型計画法などで重要な線型不等式と凸集合を解説、さらに不動点定理を説明したあと複素数を扱い、代数学の基本定理を証明する。

目次

第1章 Rの位相的考察(実数の連続性;実数体系Rの位相構造 ほか)
第2章 Rnの位相的考察(点列の極限;近傍、開集合、閉集合 ほか)
第3章 凸集合と線型不等式(凸結合と非負結合;凸集合 ほか)
第4章 不動点定理(写像の不動点;Brouwerの不動点定理 ほか)
第5章 複素数(複素数とは何か;平面上の点としての複素数、複素平面 ほか)

著者等紹介

小山昭雄[コヤマアキオ]
1927年生まれ。48年東京大学理学部数学科卒業。旧制武蔵高等学校、上智大学を経て、学習院大学名誉教授。専攻は数理経済学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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kusano

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第3巻は他の解析の教科書でいえば最初に扱われる連続性についてのトピックから始まる.そこから微分法ではなくて位相的考察に繋がっていく少し特殊な展開になっているが,経済数学独特のものだろうか.とはいえ,これはこれで自然に感じられるような作りにはなっている.3巻ではタイトルに線型代数とついていながらその影は薄く,第3章の凸集合と線型不等式で少し行列が顔を出すくらいではあるが,前2巻の内容を踏まえたレベルになっているので,不安であれば随時復習されたい.なお,本巻では久々に経済学への応用を匂わせる文章がある.2012/02/04

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