書物誕生 あたらしい古典入門<br> マルクス・アウレリウス『自省録』―精神の城塞

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書物誕生 あたらしい古典入門
マルクス・アウレリウス『自省録』―精神の城塞

  • 荻野 弘之【著】
  • 価格 ¥2,640(本体¥2,400)
  • 岩波書店(2009/07発売)
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  • サイズ B6判/ページ数 240p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000282932
  • NDC分類 131.5
  • Cコード C0310

内容説明

古来、数知れぬ人々の心の糧となってきた『自省録』。成立史と影響史を明らかにしながら、易しくて難しい本の森に分け入っていく。至福の読書体験への誘い。

目次

第1部 書物の旅路―テクスト生誕の謎(生きられたストア主義;マルクス・アウレリウスの生涯とその時代;エピクテトスの思想―ローマ時代のストア哲学;ストア派の影響と受容の歴史―賞讃・共感・批判;『自省録』という書物(一)―成立の謎・写本伝承・翻訳の歴史
『自省録』という書物(二)―誰のために?何のために?
補論 皇帝のイコン―目に見えるマルクス像)
第2部 作品世界を読む―自己対話のテクスト空間(『自省録』のスタイルとその思想;苦悩する魂とその救済―『自省録』の宗教性;哲学の理念―観照と実践、規則の変奏;精神の訓育―想像力の開花・書くことの意味;謎の第一巻をどう読むか―徳目の博物館・回想と自伝)

著者等紹介

荻野弘之[オギノヒロユキ]
上智大学文学部哲学科教授。1957年東京生まれ。東京大学文学部哲学科卒業、同大学院博士課程中退。東京大学教養学部助手、東京女子大学助教授を経て99年より現職。中世思想研究所長。現在、英国オクスフォード大学にて客員滞在中。西洋古代哲学、教父哲学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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10
『自省録』は哲学書にしては比較的読みやすいが、内容の反復が多いため初読では何が言いたいのか分からなかった。この入門書は①本が書かれた時代背景とマルクス帝の生涯 ②エピクテトスから引き継いだストア派思想 の2点を柱として『自省録』の読み方を解説することで、良き読書のお供になってくれた。 /説明は明瞭簡潔で、「ストア派思想の転調を味わいつつ、皇帝が文章を綴った経緯に思いを馳せよ」という著者の想いが伝わってくるなかなか熱い一冊。2021/08/24

ゆたけ

5
1度読んだだけで理解できたとは言いがいたが、内容は非常にまとまっていて、解説書としてはかなりわかりやすいと思う。筆者が記述しているように、自省録の細かい解説というわけではないが、自省録の書かれた(時代)背景や、自省録の読む上での注意点などを知ることができる。2012/08/30

いるか

4
「自省録」をもっと理解したくて手に取ったのだけれど、なかなか手強かった💦自分の理解力の低さにもがっかりする。難しかったけれど、また「自省録」を読もうという気になったし、マルクスが傾倒したストア哲学についてももっと深く知りたいと思った。2022/04/03

左手爆弾

4
なんだか冗長。色々書いてあるのだけど、何を学んだのかと聞かれると、あまり答えられそうにない。前提となるストア派の解説に半分以上の頁を割いているのだが、それが別にわかりやすいわけでもなく、肝心の書物の解説があまり体系立っていないように感じた。あと、41頁に「永遠の相の下に(sub aeterna ratione)」という記述があるのだが、これはラテン語としては誤りではないか。172頁のスピノザからの引用は正しいのだが。2020/08/22

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