双書哲学塾
ここにも神々はいます

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  • サイズ B6判/ページ数 144p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000281614
  • NDC分類 131
  • Cコード C0310

出版社内容情報

かつて神は宇宙世界そのものであり、究極的実在でした。しかし、パルメニデスの論理的な実在論が起爆装置となって哲学を揺り動かします。実在への問いと神へのまなざしが織り上げるもっとも創造性豊かなギリシア哲学の核心。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kotecccchan

2
タレス〜アリストテレスまでのギリシア哲学史を概観した内容。「知的認識」という各人に備わった固有の力で世界全体と向き合い、それを理解しようとした哲学者たちの様々な努力のかたちを綴る。哲学の語源の通り知を愛し、知ることや生きることへ強い好奇心を抱いたギリシア時代の哲学者が生き生きと描かれていて良かった。2012/01/06

mittsko

1
碩学による闊達そのもののギリシア哲学史講義! オリエントに目配せしつつ、初期ギリシア哲学から話を興し、アリストテレスまでを、驚くほどわずかな紙幅で一気に教えてくれる。お見事! 素人判断で、哲学史講義としての特徴は「神学」への一貫した注目、なんですかね。 ※ 初期哲学者はプシュケー(魂、生命力、原動力)を「神々」と言い換えた 「唯一の神」とすら言ったと… なるほど、で原語は?テオイ、テオス? これを徹頭徹尾、片仮名書きしないところ、当然、内山先生の明確な意図があるのだろうが、ボクには皆目見当もつきません。2021/09/23

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