内容説明
知とは無知の状態に線を引いて何かを明らかにすることですが、同時に他の何かを覆い隠してしまいます。無知から脱却しようとすれば、さまざまなパラドックスに遭遇する。哲学のトピックスを挙げながらパラドックスの扉を次々に開けていくと、「知ること」について知ることが深まっていく。やっぱり哲学は面白い!納得の講義。
目次
第1日 知恵と知識
第2日 原型という知
第3日 知のテクノロジー
第4日 知と環境
第5日 知と愛
第6日 自己増殖する知
第7日 知の臨界
補講 生きるなかで知る―そのパラドックス
著者等紹介
中岡成文[ナカオカナリフミ]
1950年生まれ。大阪大学大学院文学研究科教授。専攻、哲学・倫理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
POWER
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入門書だと思ったら、意外に専門的だった。内容は特に感動しなかった。2014/12/19
かずぴー
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ハリー。2014/06/12
katar
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入門書かと思った読んだらそうでもなかった。面白い知識は得られたと思うけど具体的にどうこう言うには短すぎるかな。2011/06/03
りゅ-すけ@読書の秋、本番。
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哲学をよく知らない自分にとって、なかなか理解できなかった。入門書と思って読み始めたけど、ほとんどわからないまま終わった・・・。2010/11/23
笥箇
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哲学って、自分にとっては「美」なんです。なんでも本質を知りたいの。それが、生きる上でなあんにも役立たなくたって、良いの。パラドックスに陥るまで、深く考えずにいられない。哲学は美しい。2010/05/04