双書哲学塾
「わたし」を探険する

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  • サイズ B6判/ページ数 150p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000281546
  • NDC分類 114
  • Cコード C0310

出版社内容情報

「わたし」とは何かを知り、よく生きるために

「わたし」は思考するだけでなく、身体をもって他者や周囲の世界とかかわり、知覚し、行為し、情動をもって意思決定します。脳科学・認知科学の知見を盛り込み、さまざまな、「わたし」の諸相を探検する「心の哲学」講義。

内容説明

古代ギリシアの「汝自らを知れ」という格言は、今日も哲学を貫くテーマでありつづけています。「わたし」は思考するだけではなく、身体があって他者や周囲の世界とかかわり、知覚し、行為し、情動をもって意志決定します。脳科学・認知科学の知見も織り込みながら、さまざまな「わたし」の諸相を探険する「心の哲学」の講義。

目次

第1日 「わたし」の起源
第2日 身体としての「わたし」
第3日 他者との出会い
第4日 わたしの「内面」
第5日 考える「わたし」そして/あるいは行為する「わたし」
第6日 脳と心
第7日 「わたし」の消滅
補講 色彩をめぐる他者問題―わたしの見ている色はあなたと同じだろうか?

著者等紹介

村田純一[ムラタジュンイチ]
1948年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科教授。専攻、現象学・科学哲学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

coaf

6
村田純一先生の講義は駒場時代に一度だけ取ったことがある。よぼよぼのおじいさんで、口をもごもごと動かして何を喋っているのか聞き取りづらかった。講義は色彩についてのものだった。本書の補講で扱われている内容をより深めて論じていた。先生は色彩を専門にしているのか分からないが、本書でも色彩論に最も力が入っていることから、色彩に強い関心があることが窺える。本シリーズはおそらく入門者向けだろう。ページ数が少なく、「です・ます」調で書かれており、なるべく平易な言葉で語ろうとしているように見える。2013/06/09

Nobody1

1
わたしとは多次元的なものである。わたしとは様々な関係から成り立つのである。2014/08/24

かずぴー

0
私は誰2014/06/15

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