出版社内容情報
創作活動の傍ら、社会への発言も積極的に行った井上ひさし。本書には、吉里吉里国、憲法、コメ、原発などに関するエッセイを収録。時を経ても色あせることのないメッセージが込められています。生涯こだわり続けたことばをめぐっては、著書未収録分の「ニホン語日記」、辞典をめぐる「ことばの泉」などを収めます。
内容説明
多彩な創作活動を繰り広げ、多くの著書を遺した井上ひさし。でも、新聞・雑誌等で好評を得ながら、まだ著書に収められていない作品が多数あるのです。その中からエッセイを選び抜き、テーマ別の三冊に編みました。これぞ鉱脈から発掘された「お宝エッセイ」。本書には、吉里吉里人、コメ、憲法、原発など社会的なテーマと、生涯こだわり続けたことばをめぐるエッセイを収録。いつまでも色あせない現代へのメッセージです。
目次
釜石小学校校歌
1 社会(吉里吉里人をめぐって;コメの話;憲法を考える;社会をみつめて;ニホン語日記より(その一))
2 ことば(ことばさまざま;ことばの泉;ニホン語日記より(その二)
楽園の創造
大野晋さんのこと)
著者等紹介
井上ひさし[イノウエヒサシ]
1934‐2010年。山形県東置賜郡小松町(現・川西町)に生れる。上智大学外国語学部フランス語科卒業。放送作家などを経て、作家・劇作家となる。1972年、『手鎖心中』で直木賞受賞。小説・戯曲・エッセイなど幅広い作品を発表する傍ら、「九条の会」呼びかけ人、日本ペンクラブ会長、仙台文学館館長などを務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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稲岡慶郎の本棚
感想・レビュー
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