内容説明
学校という場での学習にはどのような特徴があるのだろうか。学校教育における子どもの学習や発達、さらに教師の学習や熟達について心理学から考察、実際の授業研究や授業デザインの例を豊富に示して解説する。教職課程や学校現場において初めて学習心理学を学ぶ人に好適の入門書。
目次
学校教育と学習の心理学を学ぶということ
学習の理論
学習への意欲と動機づけ
授業における談話
知識の獲得と活用の学習
学び合う集団の形成と個に応じた方法
メディアからの学習
問題解決の過程
仲間との協働学習と学習活動:学習方略と学習習慣の形成
学習過程と学力の評価と支援
授業と学習環境のデザイン
教師の学習過程
学び合うコミュニティの形成
授業における学習過程の研究方法
著者等紹介
秋田喜代美[アキタキヨミ]
東京大学文学部社会学科卒業。東京大学教育学部教育心理学科卒業。博士(教育学)。東京大学大学院教育研究科教授
坂本篤史[サカモトアツシ]
東京大学教育学部学校教育学コース卒業。博士(教育学)。2015年4月より、福島大学人間発達文化学類准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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