内容説明
活発化する憲法九条改正の動き、止むことを知らない世界各地での暴力の応酬、悪化の一途を辿る第三世界の貧困、深刻化する環境問題―この世界で、平和の意味を再び問うこと、その実現のために私たちは何をなすべきかを考えること―市民政治学を原点とする著者の熱い思いが伝わる、平和を第一歩から考えるための講義録。
目次
平和研究と平和の概念
戦争形態の歴史的展開
戦争の原因を考える(1)経済的要因
戦争の原因を考える(2)政治的要因
戦争の原因を考える(3)心理的要因
戦争と平和についての理論
現代における戦争と平和
平和の思想
平和の構造を構築する
著者等紹介
高畠通敏[タカバタケミチトシ]
1933‐2004年。立教大学名誉教授
五十嵐暁郎[イガラシアキオ]
1946年生まれ。立教大学法学部教授
佐々木寛[ササキヒロシ]
1966年生まれ。新潟国際情報大学情報文化学部助教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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