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出版社内容情報
少年時代に本の面白さに魅了され、「将来は作家になりたい!」という夢を抱いた今村さんはどのようにしてその夢を叶えたのでしょう? 回り道をしながらチャンスを掴み、直木賞作家となった今村翔吾さんが、自らの体験を語りながら夢を叶えるためのアドバイスをします。
内容説明
回り道をしながらチャンスをつかみ、作家になった今村翔吾さんは、いったいどのようにして夢を叶えたのでしょう。直木賞作家から君たちへ、夢を実現するための熱いメッセージ。
目次
一 夢は叶う!(はじめに;本が好きになったわけ;小説家になりたい;ダンス教室のインストラクターとして;その一言をきっかけに ほか)
Q&A 教えて!今村センセイ!
二 本の世界は「夢のフィールド」!(文学賞は祭りだ!;どんな本を読む?;小説は漢方薬みたいなもの;合わない本は読まなくていい;「時間がかかる」のが良いところ ほか)
今村センセイの本
著者等紹介
今村翔吾[イマムラショウゴ]
1984年、京都府生まれ。ダンスインストラクター、作曲家、守山市埋蔵文化財調査員を経て、2017年『火喰鳥 羽州ぼろ鳶組』で作家デビュー。2022年、『塞王の楯』で第166回直木三十五賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
海猫
56
著者のXによると「講演で子どもたちや、保護者さんに話している事をさらに分かりやすく。そして、本だからこそ伝えられることも書きました」ということだそうだ。語りかけるような文章と質疑応答のページがあるので、本当に講演会を本にしたような一冊。私は出不精で著者の講演には行ったことないので興味深く読んだ。少女の一言がきっかけで作家を目指し、直木賞を獲るまでの過程は著者のインタビューや動画でも知っている話だけどより詳しく書いてある。後半での読書の勧めや書店経営の話も面白かった。10代向けの本なのでサクッと読みやすい。2025/06/24
Y2K☮
33
今年のベスト本候補。中学生向けのシリーズだけど、だからこそ大人が読んでも少なからず響く。かつての彼と同じく作家になることを目指していた身ゆえ、こういうアドバイスをくれる人のありがたさが格別に身に染みる。ただ本を読め、経験を積めと言うだけなら誰でもできる。なぜそれらが必要なのかを明確に言語化でき、理論立てて説明できるのは人生を通して深く考え抜いた証。この本が正しいことを証明するためにも、自分も小説家という職業に囚われず、うっすら見えてきた夢の落ち着く先を形にしたい。その時は今村さんに直接お礼を伝えたいです。2025/06/21
funkypunkyempty
1
★★★★2025/06/23
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- 洋書
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