出版社内容情報
「食品ロスって何?」「国内ではどれくらい生じているの?」「何が原因なの?」等々、食品ロスの現状に光をあて、その問題点と課題を明らかにする。どうしたら減らせるのか、解決に向けて、国内外の食糧事情やフードバンク等を始めとする取り組み、さらには地域や学校、個人でできる様々な活動を紹介する。
内容説明
「食品ロスって何?」「何が原因なの?」国内外の両面から光をあてロスがうまれる原因と課題を明らかにします。どうしたら減らせるか、解決に向けて地域や学校等で、一人ひとりができる取り組みを提案します。
目次
1 食品ロスって何?(アルバイト先の体験;一人一ホールって… ほか)
2 食品ロスから見えてくること(食品ロスが引き起こしている問題って何だろう?;減らない理由をさがしてみよう ほか)
3 食品ロスと向き合う(「もったいない!」とそれ以前;日本は食品リサイクル先進国? ほか)
4 食品ロスをなくしたい(減らす工夫にチャレンジ!;ITとSNSの活用 ほか)
著者等紹介
小林富雄[コバヤシトミオ]
1973年富山県生まれ。博士(農学)、博士(経済学)。商社、シンクタンク勤務、大学教員などを経て、2022年より日本女子大学家政学部家政経済学科教授。専門はフードシステム論、マーケティング論。農業から消費にいたる新しいフードシステムを解明する研究を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Aya Murakami
60
図書館本。 食品ロス…。日本の食品ロスの量とその多くが家庭から出ているというのにショック…。飲食店ではファストフード店よりも居酒屋やパーティから多く出ているとか?なんだか母校のパーティバイトで大量の食品ロスが出てショックだったのを思い出しました。そして食品ロス対策にバイト君に売れ残りを強制的に買わせたり、給食を無理やり完食させたり…。ああ…、小学時代のイヤな思い出が…。 今は、そうじゃないクリーンな解決策が求められていて生ごみ有料性とかいい案だと書いてありました。2025/05/10
もとむ
27
日本人は目で食べると言われ、見た目重視で品質に関係なく、一見異質なもの(変形した野菜等)であれば手をつけずに残る…僕もそれを強く感じるけど、すごくもったいない。改善のため何が必要か、本書には色々上がっていた。フードドライブ(フードバンクに寄付する)、ドギーバッグ(お店での食べ残しを持ち帰る)、フェアトレード(途上国の原料や商品を購入してその国の自立を助ける)、そのフェアトレード認証商品を買うエシカル消費…。また「おすそ分けアプリ」を使って、あまりの出た食糧を個人かつ無料でやりとり出来る…僕もやってみます!2025/05/19
takao
3
ふむ2022/12/23
のん@絵本童話専門
1
日本、世界で行われている食品ロス対策を知ることができる。まだまだできることがいっぱいあると思った。規格外の野菜、歓迎!箱が多少潰れてる品物、問題なし!売り切れ品の増加、頑張る!賞味期限の短さ、大丈夫!マジックバッグ、欲しい!より良い未来のために我慢できる消費者も多くいるはず。できる事は頑張るので、消費者ファーストの大量廃棄前提の生産はしなくていいですよ!中学生〜2023/07/14