出版社内容情報
平和な社会をつくるために世界を駆ける国連事務次長の中満泉さん。どうすれば核兵器を無くせるの? 格差や不平等を減らすには? そして難民、気候変動、ジェンダーの問題……。さまざまな課題と向き合う人々の姿を紹介しながら、勇気をもって一歩を踏み出すことの大切さを伝えます。メッセージは「世界は必ず変えられる!」
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かおりんご
29
児童書。中学生くらいから読むのが良さそう。戦争をなくすにはどうすれば良いのか、課題は多いけれど、やってできないことはなさそう。世界に目を向けるきっかけになる。2021/06/16
岩出智子
1
課題だけではなく、勇気や希望を呼び起こしてくれる言葉にたくさん出会えた本だった。 私が好きだった言葉 「私は楽観的なのではありません。希望のとりこなのです。」(アパルトヘイトを終わらせるために大きな貢献をしたツツ大主教) 「信実(正直で偽りのない心)と誠実なくしては、礼儀は茶番であり芝居である」(新渡戸稲造) 「世界は必ず変えられる。」(著者の中満泉さん) 誠意をもって子どもたちのために書かれたものは、大人の心にもまっすぐ届く。社会をどうにかしたい、何か学びたいと思っている大人の一歩にぜひ。2021/11/06
takao
1
ふむ2021/09/05
るう
1
岩波ジュニア新書の入門編という感じ。 120ページくらいで毎日小学生新聞の連載をまとめたものなので、核問題やジェンダー、難民等についてつまみ食いをしていくイメージ。 二色刷りで行間が広いから読みやすい。一冊が1500円くらいと少し高めなのがネックかな。学校図書館に入れてあると良さそう。