シリーズ日本のドキュメンタリー〈3〉生活・文化編

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  • サイズ B6判/ページ数 278p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000272186
  • NDC分類 778.7
  • Cコード C0374

出版社内容情報

人々の暮らし、激動する日本列島をドキュメンタリーはどのように見つめ、写し撮ったか。アイヌの文化、米軍占領下の沖縄、都市と農村、伝統芸能、音楽など多様なテーマを、映画・テレビの一線で活躍する監督、プロデューサーたちが思いを込めて伝える。

内容説明

人々の暮らし、激動する日本列島をドキュメンタリーはどのように見つめ、写し撮ったか。アイヌの文化、米軍占領下の沖縄、失われゆく地域生活、学び、福祉、伝統芸能、音楽、スポーツなど生活・文化に関連する多様なテーマを扱う。さらに映画・テレビの第一線で活躍する監督、プロデューサーたちが思いを込めて伝える。

目次

第1章 人間を撮る(生き方を見つめて;教育・福祉と人権;佐藤真と日常性の追求;人類学、民俗学と映画;世界の暮らし)
第2章 地域と生活を描く(人はいかに生きてきたか 映像と基層文化記録の歴程―民族文化映像研究所の五〇年序説;映画「家族」とテレビドキュメンタリーが映した日本の高度成長;原一男と松川八洲雄;テレビは地域を凝視する;異界からみたニッポン;「共生共苦」、撮り続けたオキナワ;辺野古の闘いの記録;パレスチナ女性ガーダに出会ってから一七年;暮らしと歌「南ベトナム海兵大隊戦記」撮影記)
第3章 時代を見つめる(「萃点」としての「地方の時代」映像祭;村人の奪われた道;アイヌ人をとらえた映像;子どもと見るドキュメンタリー 先住民族・オキナワ;「教室の子供たち」の頃―工藤充氏へのインタビュー;ナリワイの映画;映画「奈緒ちゃん」のこと;夢の島の第五福竜丸から見る核時代;死の記録としての活動写真;地域文化を明日へつなぐ)
第4章 芸術とスポーツ(芸術とスポーツ;「美」へのこだわり;伝統工芸映画と私;「ほんとのキースはどれだ?」―音楽のドキュメンタリー;日本のロックとドキュメンタリー)

著者等紹介

佐藤忠男[サトウタダオ]
1930年新潟県生まれ。国鉄職員、電電公社員、「映画評論」「思想の科学」編集長を経て、映画評論家となり、幅広い分野の評論活動を展開する。1962年映画評論家として独立、映画を中心に、演劇、文学、大衆文化、教育と幅広い分野にわたり執筆活動を展開。アジア、アフリカ、中東の国々との映画交流も続けている。また、日本映画学校の理事・校長として、後進の育成にも尽力する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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