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シリーズ・現代経済の課題
現代中国経済論

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  • サイズ B6判/ページ数 245p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000270472
  • NDC分類 332.22
  • Cコード C0333

内容説明

「改革・開放」の開始から四半世紀。高度成長は繁栄と富を中国にもたらした。しかしその一方で、沿海部と内陸部の格差、環境汚染、汚職の深刻化といった様々な問題が出てきたことも事実である。不均衡な発展や構造矛盾への対応は、現代中国経済の最重要課題と言えるだろう。本書は、改革・開放期の経済成長の構造を、「持続可能な成長」の観点から検証。その結論をふまえ、「市場移行」の観点から、中国社会を支える諸制度(財政・金融・国有企業・社会安全網)についての詳しい考察を行っていく。中国経済の現状と課題を知るうえで最適な一冊である。

目次

序章 全面的な「小康」社会の実現に向けて
第1章 経済成長の検証
第2章 経済改革の深化
第3章 市場経済の制度化
第4章 国有経済の退出
第5章 経済格差の拡大
第6章 「社会安全網」の構築
終章 「全球化」と構造調整

著者等紹介

大橋英夫[オオハシヒデオ]
1956年京都市生まれ。1979年上智大学文学部新聞学科卒業。1984年筑波大学大学院社会科学研究科単位取得。三菱総合研究所研究員、在香港日本国総領事館専門調査員、ジョージ・ワシントン大学シグール・センター、カリフォルニア大学サンディエゴ校国際関係・太平洋研究大学院客員研究員を経て、専修大学経済学部教授
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