出版社内容情報
経済学・心理学・生物学など多くの分野で基本的な手法として広く用いられるゲーム理論。代表的な研究者が、数式をほとんど使わずに、その基礎から「オークション」や「進化ゲーム理論」といった応用までを解説する。
内容説明
多くの学問分野で基本的な手法として広く用いられるとともに、いまやビジネスの世界でも、意思決定における必須ツールとして注目を集めている「ゲーム理論」。本書は、数多くの論文や著書によって著名な碩学が、その基礎から応用までをコンパクトに概観したものである。政治・経済・社会といった分野はもとより、心理・生物といった領域からも豊富な事例を取り上げ、数式をなるべく使わずに要点を解説する。基礎的な概念や考え方のレベルから「オークション」や「進化ゲーム理論」といった応用まで、さまざまなトピックのポイントがつかめる。
目次
1 ゲーム理論とは何か?
2 偶然
3 時間
4 慣習
5 互恵性
6 情報
7 オークション
8 進化生物学
9 交渉と提携
10 難問とパラドックス
著者等紹介
ビンモア,ケン[ビンモア,ケン][Binmore,Ken]
1940年生。ロンドン大学(UCL)名誉教授
海野道郎[ウミノミチオ]
1945年生。社会学・数理社会学。現在、東北大学総長特命教授
金澤悠介[カナザワユウスケ]
1980年生。社会学。立教大学社会情報教育研究センター助教(2010年4月より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
107
このゲームの理論の本は、対象読者を初めての人に設定しているのだと思われます。「1冊でわかるシリーズ」の本ですので、期待をしすぎると不満が出る方が多いのだと思われます。様々な分野でのゲームの理論の活用などをサラッと説明されています。文献案内と解説がわかりやすくてさらに勉強しようという方にはいいのかもしれません。2016/03/19
コウメ
47
ナッシュ均衡(・▽・)・・・分からんかったそれ以外のゲームはおもしろくてなんで冒頭部分はいつも恋愛は私はわからないって書いてるんだろうか。決め台詞てきななにかか。チキンゲームがうまく表現されている「理由なき反抗」映画を見てみたい。2019/09/24
マンセイ堂
3
頭が爆発しそうになった。小説なら面白ければ、1日2日で読み終えるのに、読む勇気が出ず、2ヶ月かかった。結論は、相手の戦略を知ることが、最高の戦略だということなのだと思う。それ以外は、何も入ってこなかった。もっと勉強しなければと自戒させてくれる本だった。2013/05/13
陽香
2
201005142016/02/11
たわわちゃん
2
知ってる人には簡単すぎるし知らない人には説明が飛びすぎている。読む価値なし。2015/01/02