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1冊でわかる
1冊でわかるテロリズム

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  • サイズ B6判/ページ数 191,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000268646
  • NDC分類 316.4
  • Cコード C0331

出版社内容情報

テロリズムは戦争や犯罪とどう違うのか? テロリズムの動機は? 目的は? テロリストはどんな人間か? テロにはどう対処したらよいのか? さまざまな歴史的事例を詳細に織り込みながら,冷静沈着に解説する.

内容説明

ともすれば無限定的に都合よく使われてしまう「テロリズム」の概念。著者はこれを政治的行為として戦争や叛乱・犯罪など他の暴力から峻別し、テロリズムの本質を見極めようとする。また、現代テロリズムの主な事例をもれなく紹介、テロのプロセスや脅威を冷静な目で分析してテロ対策の首尾を検証する。テロリズム研究の重要ポイントと過去の教訓を伝えるとともに、綿々と続くテロリズムのダイナミズムをあざやかに図式化する試み。

目次

1 テロリズムの問題点
2 十字軍戦士と陰謀論者
3 テロの統治
4 革命テロリズム
5 ナショナリズムとテロ
6 宗教テロ
7 テロリズム対策と民主主義

著者等紹介

タウンゼンド,チャールズ[タウンゼンド,チャールズ][Townshend,Charles]
現代イギリス史、アイルランド史。現在、キール大学歴史学部教授

宮坂直史[ミヤサカナオフミ]
1963年生。国際政治。現在、防衛大学校国際関係学科助教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

masabi

5
【概要】2000年代までのテロ事例を踏まえてテロリズムを解説する。【感想】近代は特定の層を狙ったテロだったが次第に無差別な攻撃に変容していった。攻撃に対して社会がどう反応するのかで攻撃の成否が分かれる。イギリスのようにある程度のテロを許容するのか、また次第に社会が慣れることもある。対して、国家が規制や抑圧を強めるケースもある。テロリズムが曖昧な概念のためにそれに対応する法規制も曖昧になり、国家が強権を振るう余地も生まれる。国民も事件直後には自由よりも安全を求めて法整備を急がせる。2024/04/04

陽香

2
200309052016/02/11

Worldさん

1
歴史の中で度々行われるテロについての専門書だった。近代のテロについてというか、テロの定義自体がかなりあいまいでテロ自体が価値あるものになっているせいで迂闊にテロという定義ができないことも関係しているっぽい。これにはテロリスト自体のイデオロギー、対策、政府の対テロについての在り方、民衆の煽動、マスコミ色々な力が関係するんだなあ。ひとことでは決して片づけることができずあまりにも複雑すぎる。2023/09/02

リール

0
32013/01/01

新橋九段

0
テロリズムの基礎がわかる一冊だが、世界史や地理に多少は明るくないと、沢山出てくる具体例がいまいちピンとこないかもしれない。2014/10/01

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