出版社内容情報
サンフランシスコ講和条約が調印され、占領の終結と主権の回復がみえてきた。条約発効に際しての「おことば」案を練る田島に、敗戦への反省の念を盛り込むよう要求する昭和天皇。だが、天皇の思いを反映した案は、退位論再燃を憂慮する吉田茂首相によって大きく修正を迫られた。天皇は国民に対し何を訴えようとしたのか。
内容説明
サンフランシスコ講和条約が調印され、占領の終結と主権の回復がみえてきた。条約発効にあたって「おことば」案を練る田島に、内外の情勢への危機感から、敗戦に対する反省の念を盛り込むよう要求する昭和天皇。だが、天皇の思いを反映した案は、退位論再燃を憂慮する吉田茂首相によって大きく修正を迫られることとなる。
目次
一九五一(昭和二六)年 一一月一日~一二月三一日
一九五二(昭和二七)年 一月三日~六月三〇日
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