シリーズ刑事司法を考える<br> 犯罪被害者と刑事司法

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犯罪被害者と刑事司法

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  • サイズ A5判/ページ数 320p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784000265041
  • NDC分類 327.6
  • Cコード C0332

出版社内容情報

被害者や遺族の声をどのように刑事司法に取り込むか。被害者の司法への関わり方やその支援・保護はどうあるべきか。そして加害者家族への支援はどう進められるべきか。心理学者、弁護士、ジャーナリスト、刑事法研究者らが多面的に考察。

内容説明

犯罪被害者や遺族の声を刑事司法のプロセスに取り込むにはどうすればいいか。被害者の支援・保護はどうあるべきか。そして加害者家族への支援はどう進められるべきか。被害者参加制度、性犯罪の厳罰化を規定した改正刑法などを踏まえ、社会的・政治的にも、また、法的・心理的にも複雑で込み入った文脈に分け入り、「犯罪被害者問題」を多面的に考察する。

目次

1 犯罪被害者をめぐる情勢はどうなっているか(被害者問題のポリティクス―刑事司法は、犯罪被害者のためにあるのか?;被害者の刑事手続への関与とデュープロセス;被害者参加と量刑)
2 犯罪被害者の支援と保護はどうあるべきか(犯罪被害者支援;被害者とトラウマ;犯罪被害者と法執行;少年事件と犯罪被害者―少年法が犯罪被害者に与える加害と向き合う;性犯罪被害者と刑事司法―法・制度の改正に向けて)
3 被害者論のあした(修復的司法―何が実現され、何が実現されなかったか;子どもの司法面接とケア;犯罪被害者遺族と刑罰―「遺族の回復」から見た死刑;司法臨床における被害者と加害者;関係性の暴力と加害者対応―男性加害者との対話、そして責任の召喚・行動変容に向かう暴力臨床;「加害者家族」という問題)

著者等紹介

指宿信[イブスキマコト]
1959年生。成城大学教授。刑事訴訟法(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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Piichan

10
岡村勲弁護士や本村洋氏のような厳罰を求める被害者・遺族が注目されるようになりましたが、メディアは被害者・遺族に畏縮しすぎだと思います。それが大衆が求める被害者・遺族像をいつまでも演じ続けさせることになったり、厳罰を求めない被害者・遺族が注目されなかったりするという弊害をもたらしているのではないでしょうか。市民にとっても被害者・遺族になったときの選択肢が狭まるという問題があります。被害者・遺族もひとりの人間を裁判にかけたり刑に処したりすることの重大性を認識すべきです。2018/01/15

新橋九段

3
このテーマに加害者更生や加害者家族の問題を盛り込むのはチャレンジングだけど、結果としては役立つ一冊として構成されていると思う。2018/07/12

たろーたん

1
被害者は忘れられた存在だった。1990年代後半に犯罪被害者は再発見される。犯罪被害者の問題は、性犯罪被害の社会問題化やオウム事件などの犯罪被害の治安問題化、交通事犯重罰立法等を通して、被害者運動として政治化していく。1960年代に始まる初期の被害者運動は、処罰よりも経済的救済を求めるものだったが、安全神話の崩壊が喧伝され、ポピュリズムと迎合してしまう。日本の犯罪被害者運動は特徴として、法務省と警察庁が連動して運動が展開された。そのせいもあってか、処罰の拡大と強化、早期介入することによる被害発生の予防(続)2024/05/06

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