「私」の考古学

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  • サイズ A5判/ページ数 277p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784000264839
  • NDC分類 160.8
  • Cコード C0314

出版社内容情報

魂,霊,気息…宗教的現象の主体は何と名付けられたか.ネオプラトニズム,グノーシスと東方的なるものなど,それぞれの世界像の鍵概念を探り,近代的自我の祖型を訪ね,そのポジとネガを再考する,魂のアルケオロジー.

内容説明

“私”という意識の創成。不定形で豊饒な、宗教の培養槽とは。魂、霊、気―東西の世界像の逆説に満ちた生成のプロセスを追う。宗教の輝きと危うさと―生と死の新しいかたちを探る。

目次

“個”のアルケオロジー―自我の祖型をたどる
魂と自己―ギリシア思想およびグノーシス主義において
姉なる魂宇宙霊
同一性の宗教空間―宇宙へと分散する「わたし」
飯と天と人と―東学の思想
霊的曼荼羅の現象学―中世神道の「発生」をめぐって
アンソロジー 魂・霊性・気

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