出版社内容情報
明治16年4月3日,孤島佐渡に北輝次(のち輝次郎,一輝)誕生.幼児より眼病を患い,のち右眼失明.中学時代に社会主義と詩歌にめざめ,独自の精神の原型を成す.恋に破れ,学問と革命をめざし,混沌の帝都へ.
内容説明
明治十六年四月三日、孤島佐渡に北輝次(のち輝次郎、一輝)誕生。幼時より眼病を患い右眼失明。中学時代に社会主義と詩歌にめざめ、後の精神の原型がかたちづくられた。恋に破れ、学問と革命をめざし、混沌の帝都へと旅立つ―構想・執筆三十余年、はじめて明らかになる近代日本の最も危険な思想家の全体像(全五巻)。
目次
第1章 記憶の底
第2章 理想と現実の亀裂
第3章 現実の拒絶および世界創造の予兆
第4章 吾人の帝国とその社会主義
第5章 浪漫的革命への旅立ち
北一輝と佐渡ヶ島―補足的に
著者等紹介
松本健一[マツモトケンイチ]
1946年群馬県生まれ。東京大学経済学部卒業。評論家、麗沢大学教授
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感想・レビュー
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- 和書
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