精神の幾何学

精神の幾何学

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  • サイズ B6判/ページ数 281p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000263511
  • NDC分類 493.7
  • Cコード C0011

出版社内容情報

ファントム理論として知られる,わが国精神医学界が誇り得るオリジナルな精神医学思想のエッセンス.精神医学的な認識はどのようにして可能になるのか.言語の問題を機軸に,精神医学のあり方,方法論の最前線を探る.

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

arisa

1
A/Bのパターン。生と死、質と量、そして、自と他。いきものの基本。主体的な生に裏付けられない、きたる将来のために打つ先手、保身に由来するB的行為、つまり「死−回避行動」が優勢になると、苦痛(というか、不本意さ)が増す。もとは、生命エネルギーに満ちた自明のAに紐づいていた前提がいつのまにやら遠のいていて、がんじがらめの「合理性」に覆われたBが優勢になり、それを騙し騙しAと錯覚して、自家窒息してしまうのが不気味である。「消費するための貯蓄」ではなく「貯蓄するための貯蓄」が成立してしまう異様さ。。2023/05/04

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