近代日本文化論〈8〉女の文化

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  • サイズ A5判/ページ数 247p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784000263382
  • NDC分類 210.6
  • Cコード C0321

出版社内容情報

近代日本の女たちを育んだ文化とは何か.女たち自らが生み出した文化とは何か.その相互規定性にも注目しながら,ことば,職業,生活文化,教育等の多様な主題を通じて,女たちが近代をいかに生きてきたかを考察する.

内容説明

女性というイメージはいかに変容したのか。「良妻賢母」からの離脱。

目次

1 女がつくる文化(女歌の百年;「良妻賢母」思想の表裏―近代日本の家庭文化とフェミニズム;大正・昭和初期における女性文化としての稽古事;女学生と女工―「思想」との出会い;本との出会い・人との出会い―戦前・戦中・戦後初期)
2 変貌する女性意識と女性イメージ(高等女学校と女子学生―西欧モダンと近代日本;モダン都市東京と私娼―永井荷風の作品を中心に;「女中」イメージの変遷;主婦の役割と家計簿―婦人雑誌にみる家計管理;性のダブル・スタンダードをめぐる葛藤―『平凡』における「若者」のセクシュアリティ;近代女流とレスビアニズム)

感想・レビュー

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「女歌の百年」「『良妻賢母』思想の表裏――近代日本の家庭文化とフェミニズム」「大正・昭和初期における女性文化としての稽古事」「女学生と女工――『思想』との出会い」「本との出会い・人との出会い――戦前・戦中・戦後初期」「高等女学校と女子学生」「モダン都市東京と私娼」「『女中』イメージの変遷」「主婦の役割と家計簿」「性のダブル・スタンダードを めぐる葛藤――『平凡』における<若者>のセクシュアリティ」「近代日本とレスビアニズム」の各論を収録。殆どが明治~昭和戦前の時代を扱っていて、関心のある論題が多数あった。2018/10/14

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お稽古事の女性文化としての投入や、戦後雑誌による純潔価値の転倒などについて2012/12/13

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