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シリーズ現代の経済
現代日本経済政策論

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  • サイズ B6判/ページ数 330p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000262682
  • NDC分類 332.107
  • Cコード C0333

出版社内容情報

21世紀に入りますます混迷の度を深める日本経済.何が問題で,どうやれば立ち直ることができるのか.根幹的な個々の課題を分析し,総合的な経済再生の条件を究明.国として取るべき選択を示唆した本格的な日本経済論.

内容説明

二一世紀に入っても立ち直りの契機を見いだせぬまま、ますます混迷の度を深める日本経済。何が問題で、いかにしたら立ち直ることができるのか。本書は、バブルの絶頂期に誰よりも早く日本経済の崩壊を予見し、その後も不況の長期化と深刻化に警鐘を鳴らし続けてきた著者による本格的な経済政策論。金融政策、財政構造問題、年金制度、税制、分権化、労働市場、新産業の育成、規制緩和、政策決定メカニズムなど、根幹的な個々の課題を緻密なデータ分析に基づいて論じつつ、経済再生の条件をトータルに究明し、バラバラの対症療法ではない全体として首尾一貫した分析と対策を提示する。変化する経済現象を洞察するための理論的基礎を提供し、取るべき選択を示唆した傾聴すべき労作。

目次

日本経済長期低迷の軌跡
日本経済低迷の真因
財政政策の論点
金融政策の論点
為替レートの決定
株価の変動
財政構造改革
年金制度改革
税制改革の論点
金融問題への対応
国と地方
労働市場の改革
新規産業の育成
国土の有効利用
政策決定メカニズムの改革

著者等紹介

植草一秀[ウエクサカズヒデ]
野村総合研究所上席エコノミスト。専攻=金融論、経済政策論。1960年生まれ。東京大学経済学部卒業。野村総合研究所経済調査部、大蔵省財政金融研究所研究官、京都大学経済研究所助教授、米国スタンフォード大学フーバー研究所客員フェロー、野村総合研究所主任エコノミストを経て、現職
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

35
当時の小泉内閣の竹中平蔵らに対抗していた積極財政論者の一人です。当時はリチャード・クーという人もいましたが、植草さんは結構マスコミ受けもよかった感じでした。それが足をすくわれた格好になったのかもしれません。それでもこの本を読むと、今のリフレ派よりもはるかに理論的な感じで書かれています。最近の経済を論じる人はムード的な感じで理論で詰めるということをあまりしていないことをこの本を読むと感じます。2015/05/14

i-miya

2
2001.09 東京大学経済学部卒 野村総合研究所主席エコノミスト 96年、理想の景気回復 フローの経済活動 3%経済成長率 消費者の求める財・サービスの生産ー増大 1990.07下旬 帰国  1990.08.02 湾岸戦争起こる 原因は湾岸戦争開始の影響ではなく 1990.04の長期金利上昇にある 1990.10.01 22.221円へ急落 不動産の価値はまだ上昇 銀行は融資展開活発 (2)いざなぎ景気論争 1992.02 日本政府不況認定 基準日は1991.02 丸一年も認定が遅れる、宮沢内閣時代2007/05/29

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