出版社内容情報
教育格差、メリトクラシーなど、近年の新たな研究課題と視角を探究する。執筆者=荒牧草平、平沢和司、堀有喜衣、井上義和、伊藤茂樹、山田哲也、多賀太、古賀正義、元森絵里子、片岡栄美、志水宏吉、山田浩之、加野芳正。
内容説明
教育格差、学校内外をめぐる問題、ジェンダーなど、研究の新たな課題と視角を探究する。
目次
教育現象をどう解読するか
1 日本の教育システムの変容と現在(教育格差の論じ方―趨勢・枠組・メカニズム;能力観は変化したか―学歴‐実力意識からみるメリトクラシー;若者とトランジション―学校から職業への移行研究の現在 ほか)
2 学校のゆらぎと再編(「学校問題」の再構築―インストルメンタル/コンサマトリーに着目して;教師という仕事;「ジェンダーと教育」研究の新展開―不平等の多元化と視点の多様化のなかで ほか)
3 教育と文化のゆくえ(子ども観の変容と未来―子どもの多様性発見の時代、子ども社会学は何を問うべきか;教育格差とペアレントクラシー再考;ニューカマー研究の新展開―A+B=A’+B’+a ほか)
まとめと展望 “私は真実を知っている”
著者等紹介
稲垣恭子[イナガキキョウコ]
京都大学大学院教育学研究科教授。教育社会学
内田良[ウチダリョウ]
1976年生。名古屋大学大学院教育発達科学研究科准教授。教育社会学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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