出版社内容情報
古代の伝説から『紅楼夢』まで-中国における古典小説の成立過程とその発展を平易にかつ簡便に論じた待望の1冊.各時代の作品の豊富な引用を味わいながら小説史の大きくゆるやかな流れを理解することができる最良のテキスト.
内容説明
古代の伝説から『紅楼夢』まで―中国における古典小説の成立過程とその発展を簡便かつ平易に論じる本書は、各時代の作品の豊富な引用を味わいながら小説史の大きくゆるやかな流れが理解できる、中国文学への知識と関心を深めたい人に最適のテキストである。
目次
中国の小説
小説前史(神話と伝説;虚構文学の伝統)
史伝の小説的特徴
民間の物語詩
六朝志怪
志人小説―人間を見る眼の確かさとユーモア
唐代伝奇(伝奇発生の背景;記録から物語へ;「遊仙窟」の世界;唐都長安と伝奇;人生観の探求;怪異からの脱却)
伝奇以後の中国小説史の展開
著者等紹介
竹田晃[タケダアキラ]
1930年東京生まれ。1955年東京大学大学院修了。東京大学教授を経て、現在、明海大学教授、東京大学名誉教授。専攻は中国文学
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