宗教の始原を求めて―南部アフリカ聖霊教会の人びと

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  • サイズ B6判/ページ数 263p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000259804
  • NDC分類 192.48
  • Cコード C0016

出版社内容情報

1990年代、聖霊憑依するキリスト教(聖霊教会)へ入信する人々が爆発的に増加し、南部アフリカ一帯に広がった。それによる伝統的な文化の危機的な状況に、著者は南部アフリカ全域を踏破し、その広がりを追跡しはじめる。本書は、20年の探究調査で見えてきた、宗教の根源=新たな信仰の成立過程を追った知的ルポルタージュである。

内容説明

1990年代南部アフリカで、聖霊憑依するキリスト教(聖霊教会)へ入信する人々が爆発的に増加した。それによる伝統的な文化の危機的な状況に、著者は南部アフリカ全域を踏破し、その広がりを追跡しはじめる。本書は、20年の探究調査で見えてきた、宗教の始原=新たな信仰の成立過程を追った知的ルポルタージュである。

目次

第1章 仮面舞踊の変容―チェワの人びとの死生観
第2章 チェワの人びとの病気観
第3章 ズィオン聖霊教会
第4章 憑依の系譜―刻み込まれた歴史
第5章 追跡、南部アフリカの聖霊教会
第6章 大司教エマヌエル・ミリンゴの半生

著者等紹介

吉田憲司[ヨシダケンジ]
1955年京都市生。国立民族学博物館教授、総合研究大学院大学教授(併任)。京都大学文学部卒業、大阪大学大学院文学研究科博士課程修了、学術博士(1989)。大阪大学文学部助手、国立民族学博物館助手・助教授を経て現職。著書に『文化の「発見」』(第22回サントリー学芸賞受賞、第1回木村重信民族藝術学会賞受賞)、『文化の「肖像」』岩波書店、『仮面の森―アフリカ・チェワ社会における仮面結社、憑霊、邪術』講談社(第5回日本アフリカ学会研究奨励賞受賞)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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