東北「海道」の古代史

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  • サイズ A5判/ページ数 224p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784000258449
  • NDC分類 212
  • Cコード C3021

内容説明

古代の東日本太平洋沿岸すなわち「海道」地域では、いかなる歴史が繰り広げられていたのか。行政・軍事や交易の重要拠点であった五つのエリアを中心に、人と自然、地域社会と国家がせめぎ合う海道の古代史像を鮮やかに描き出す。

目次

1 多賀城―その創建の意義
2 気仙地方―三陸古代史の新展開
3 牡鹿地方―川の道・海の道
4 行方郡―南相馬地域の古代史像
5 磐城郡―海道の大郡
むすびにかえて―古代東北「海道」地域の特質

著者等紹介

平川南[ヒラカワミナミ]
1943年山梨県生まれ。山梨大学学芸学部社会科学科卒業。文学博士(東京大学)。宮城県多賀城跡調査研究所、国立歴史民俗博物館研究部教授を経て、国立歴史民俗博物館館長、山梨県立博物館館長。専攻は日本古代史(漆紙文書・木簡・墨書土器などの出土文字資料による古代社会研究)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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くまがい

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東北各地の郷土史のなかでも、太平洋岸の古代史研究は新鮮だった。海道のそれぞれの郡や郷について豊富な資料を挙げて論じながら、北方世界と中央政権との関連も明らかになっていく。文献史料と考古資料が絡み合っている手法には、古代史研究の面白さを感じた。また現代の地名や地勢にもヒントが隠されていることから、自分の足元にたくさんの歴史があったことに改めて気づかされた。2013/02/20

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