内容説明
古代の東日本太平洋沿岸すなわち「海道」地域では、いかなる歴史が繰り広げられていたのか。行政・軍事や交易の重要拠点であった五つのエリアを中心に、人と自然、地域社会と国家がせめぎ合う海道の古代史像を鮮やかに描き出す。
目次
1 多賀城―その創建の意義
2 気仙地方―三陸古代史の新展開
3 牡鹿地方―川の道・海の道
4 行方郡―南相馬地域の古代史像
5 磐城郡―海道の大郡
むすびにかえて―古代東北「海道」地域の特質
著者等紹介
平川南[ヒラカワミナミ]
1943年山梨県生まれ。山梨大学学芸学部社会科学科卒業。文学博士(東京大学)。宮城県多賀城跡調査研究所、国立歴史民俗博物館研究部教授を経て、国立歴史民俗博物館館長、山梨県立博物館館長。専攻は日本古代史(漆紙文書・木簡・墨書土器などの出土文字資料による古代社会研究)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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