出版社内容情報
環境経済・政策に関する研究の到達点を整理し,解明されるべき学術的・社会的課題を提示する.現実の環境問題が突きつける自然と人間の共生をめぐる根本的な問題提起を受け止め,環境と両立するサステイナブルな経済と社会を創造する理論と政策を追究する.今号の「環境論壇」では「リオ+20(国連持続可能な開発会議)」を採り上げる.
目次
会長講演 災害と環境経済学
論説(自治体における容器包装リサイクル実施要因の計量分析;環境規制の対象地域外への影響―自動車NOx・PM法の車種規制を事例に;森林環境税の必要性判断に係る意思決定プロセスの分析―地域への愛着と地域との関わりに係る分析)
研究展望 地球温暖化問題と社会的割引の理論
環境論壇 リオ+20(国連持続可能な開発会議)
書評 大島堅一『再生可能エネルギーの政治経済学』