都市空間のデザイン―歴史のなかの建築と都市

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  • サイズ A5判/ページ数 293p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784000258265
  • NDC分類 518.8
  • Cコード C0052

出版社内容情報

建築と都市との関わりを歴史的にたどり、都市がデザインされるメカニズムを探ることによって、市民が主体となり、個々の建築から都市のデザインを考える都市設計の理論の構築をめざす。都市問題・環境問題に深くかかわってきた著名な建築家の提言は、高度成長から低成長へ、縮小の時代に入った今日にこそリアリティを帯びてくるだろう。

内容説明

建築と都市との関わりを歴史的にたどり、都市がデザインされるメカニズムを探る。それによって、市民が主体となり、ひとつひとつの建築から都市のデザインを考える都市設計の理論の構築をめざす。都市問題・環境問題に深く関わってきた建築家による、高度成長から低成長へ、縮小の時代に入った今日への貴重な提言。

目次

第1講 都市をどう捉えるか
第2講 メソポタミアに見る建築空間の組織化―中庭型住宅の誕生と成立
第3講 メソポタミアに見る都市空間の生成―国家の成立と都市空間
第4講 古代ギリシャ・ローマの住宅―空間単位メガロンの成立と複合化
第5講 市街地住居の基本的性格
第6講 古代ギリシャの都市空間―施設を析出するアゴラ
第7講 古代ギリシャの計画思想―自然発生的な動きを整理して表す
第8講 古代ローマの都市空間―乖離する構造と組成要素
第9講 都城と城下町―都市計画における形式と実質
第10講 城下町以前の集落と都市―自立と連帯を実現する条件
第11講 ヨーロッパ中世都市と近世・近代への展開―有機体としての都市とその解体
第12講 現代の都市を読む

著者等紹介

大谷幸夫[オオタニサチオ]
1924年生まれ。1946年、東京帝国大学第一工学部建築学科卒業。同大学院にて丹下健三の指導を受ける。東京大学工学部都市工学科教授、千葉大学教授などを歴任。1967年、大谷研究室開設。1968年にアメリカ建築家協会汎太平洋建築賞を、1983年に日本建築学会賞を受賞。主な設計に天照皇大神宮教大道場、国立京都国際会館、金沢工業大学、川崎市河原町住宅団地、国立環境研究所、沖縄コンベンションセンター、千葉市美術館・中央区役所(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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