内容説明
ハーバード大学で三十余年にわたって練り上げられた円熟の講義録。『正義論』を主著とするジョン・ロールズが、近代の政治哲学をどのように論じたのか。本書では、社会契約論、功利主義、社会(民主)主義、それぞれの伝統を代表する理論家たちを配し、「正義の政治的構想を表現するものとして、リベラリズムのより中心的な特徴を特定する」意図のもと、分析が重ねられた。“公正としての正義”解釈に必携の書。
目次
ミル(ミルの効用の考え方;正義についてのミルの説明;自由原理;全体として見たミルの教義)
マルクス(社会システムとしての資本主義に関するマルクスの見解;権利と正義についてのマルクスの構想;マルクスの理想―自由に連合した生産者たちの社会)
補遺(ヘンリー・シジウィック四講;ジョゼフ・バトラー五講)
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感想・レビュー
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