出版社内容情報
介護保険制度が始まって介護の現場はどのように変わったのだろうか? いま,行政と住民が一体となった岐阜県中津川・恵那地域の取り組みが全国的に注目を集めている.認知症高齢者を地域で支える事業や回想法センターの設置などさまざまな実践例を紹介しながら,高齢者が住
内容説明
豊かな自然に恵まれた歴史と文化の地岐阜県中津川・恵那地域。いま、この地域で実践されている取り組みが注目を集めている。一〇年以上にわたって毎年続けられている介護保険シンポジウムを軸に、行政、医療、保健、福祉、住民が連携した活動を紹介。誰もが安心して暮らせる地域づくりのあり方を探る。
目次
1 地域でできる支え合い―中津川・恵那の「挑践」(中津川・恵那の取り組みの意義;「公平」「公正」「誰もが納得できる」要介護認定の取り組み;中津川市「認知症みまもりのわ事業」の目指すもの;回想法―思い出を語ることからはじまる介護予防;認知症高齢者とともに歩むまちをつくる;地域のケアシステムをつくる)
2 介護の「地域力」を高めた「介護保険シンポジウム」の一〇年(「介護保険シンポジウム」一〇年のあゆみ;地域の声、現場からの声;講演 本当の介護とは;講演 「世界一の親孝行」と言われて;講演 認知症を地域で支えるために;講演 介護保険と地域;座談会 「介護保険シンポジウム」一〇年を振り返って)
著者等紹介
古橋貞二郎[フルハシテイジロウ]
恵那医師会長、古橋内科医院長。1931年、岐阜県中津川市生まれ。岐阜県立医科大学(現岐阜大学医学部)卒業。専門は一般内科。岐阜県立医科大学寄生虫学研究室で蛔虫体腔症などの研究に携わった後、中津川市内で開業
大島紀玖夫[オオシマキクオ]
国保串原診療所長、国保上矢作病院名誉院長。1936年、岐阜県恵那市生まれ。名古屋大学医学部卒業。専門は地域医療。長野県厚生連佐久総合病院勤務を経て現職
飯島裕一[イイジマユウイチ]
信濃毎日新聞編集委員、日本科学技術ジャーナリスト会議理事。1948年、長野県上田市生まれ。北海道大学水産学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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- 和書
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