介護ひまなし日記―新米ケアワーカー奮闘記

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  • サイズ B6判/ページ数 208p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000257862
  • NDC分類 369.26
  • Cコード C0036

出版社内容情報

突然、農家のおばあちゃんの「孫」になる。ひたすらまっすぐ歩くおじいちゃんと道なき道を散歩――今を切実に生きるお年寄りにとことん付き合い、その中で励まされる。涙、笑い、ちょっと義憤。松山のグループホームからのさわやかな現場報告。

内容説明

アルバイトで就いたグループホームの仕事が、いつしか著者の本業になった。今を切実に生きる認知症のお年寄りと、とことん付き合うこの仕事は、もちろん楽ではなかった。だがその切実さに励まされ、優しさや純粋さに触れ、「人として大事なこと」を教わった。とはいえ、現行介護保険法の下、グループホームの現場は厳しい。現場のワーカーの立場から、高齢者福祉の問題点を指摘し、「幸せ」とは何か?と問いかける。お年寄りが語る昔の暮らしの記憶や、地方色豊かな楽しいエピソードもたくさん詰まった、“介護ひまなし”な日々の報告。第2回CANPANブログ大賞受賞。

目次

第1章 グループホームとは―ともの家の実践(原点;地域とともに ほか)
第2章 日々の暮らし―泣いて笑って、ともに暮らす日々(ある一日;Driving Day ほか)
第3章 ともの家人名録―めぐる季節の中で通り過ぎた人々(銀子さんの歌;夫婦善哉―タケシ・マツ夫妻 ほか)
第4章 学ぶ・思う―介護から見えてくる風景(君の名は;町に暮らす ほか)

著者等紹介

永和里佳子[エイワリカコ]
京都市生まれ。父の勤務の都合で北海道、広島、松山と各地を転々とし育つ。広島大学文学部博士課程単位取得退学(中国文学)。3年間の私立中高学校、公立小学校教員生活ののち、2005年1月、グループホーム・ともの家に就職。溝辺ともの家、および、ともの家湯の山の生活援助員、アンジュールともの家主任を経て、現在は小規模多機能ホームともの家の管理者兼計画作成担当者をしながら介護に携わる。2007年6月より、日本財団公益コミュニティサイトCANPANにて、ブログ「介護ひまなし日記」を始める。同年10月に、第2回CANPANブログ大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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茶幸才斎

6
認知症に対する認識を改める必要があるようだ。嫌いなお風呂を避けるため全力で論陣を張ったり、「自分はいいから」と夜勤スタッフに自身の毛布を勧めたり、認知症であっても誇りや恥じらい、喜びや悲しみ、慈しみや献身の心は失われていない。筆者は、お年寄りが見せる表情や言葉や仕草を細かく観察し、その心の中を想像する。そこから本人が元気だった頃の人となりや、歩んできた人生を垣間見、深い敬意を寄せている。現役時代を懸命に生きたお年寄りが安心して暮らせ、そして筆者のような志の高い介護職員が生き生きと働ける世の中を、切に望む。2010/10/28

amanon

1
同じく老人介護に携わる者にとって何かと考えさせられるところが多い一刷であった。特に著者がつい介護をする側の視点に立ってご利用者さに接していることについて、幾度となく反省する姿には、そのことに対して疑問を呈することさえ忘れがちな者として深く首をうなだれざるを得ない。後、ブログの日付を見てみるとかなり飛んでいるところからして、ここには収めきることができなかった様々な出来事…それこそ公にすることがはばかれるようなことがあったのかも?と想像すると著者が直面しているであろう現実の過酷さが偲ばれるような気がする。2011/12/13

504

1
読んでよかった。もし認知症の人と出会ったら今までとは違うアプローチを見つけられる気がする。2011/01/20

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