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笑いのこころ ユーモアのセンス

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  • サイズ B6判/ページ数 228p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000257732
  • NDC分類 141.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

笑いとユーモアの効用は、近年ますます注目を集めている。人はなぜ笑うのか――。難解なこの問いに、落語・漫才・映画・新聞記事・文学・哲学等から笑いの具体例を多数引用しながら迫る。笑いを愛する人のための、実用的な笑い論。

内容説明

いとしこいし、桂枝雀、小津安二郎、寺田寅彦、ルイス・キャロル、内田百〓(けん)…多彩なジャンルの笑話を引用、笑いとユーモアの実像に迫る。もっと笑いたい人のための、実用的な笑い論。

目次

第1章 商品としての笑い
第2章 日常生活の中の笑い
第3章 おかしさ―笑いの要因
第4章 おかしさの心理学
第5章 おかしさを作る
第6章 ナンセンス
第7章 ユーモアとは何か

著者等紹介

織田正吉[オダショウキチ]
1931年神戸市生まれ。演芸作家・エッセイスト。神戸大学法学部卒。漫才台本や新作落語の執筆、演芸番組の作・構成を手掛ける一方、独自の手法で笑い・ユーモア論を展開。日本笑い学会名誉会員、関西演芸作家協会顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

壱萬弐仟縁

14
寺田寅彦の「笑い」(43頁~)。 彼は笑う理由がないのに笑うのは いけないと、笑いを抑えるのに 苦労したという。 これは、私にはないパーソナリティ。 見習いたいぐらいだ。 どちからというと怒っているんで。 『徒然草』のユーモアでは、 「健康、長寿、富、才能をマイナスとする 逆説的な価値観は、完全なもののほうが よいという見方」(134頁)。 病気、短命、貧、無能を是とする。 凡人だから短命に帰結するかな。 2014/05/19

モッタ

9
★★★☆☆ 思っていた内容と少し異なっていたが、面白かった。様々な笑いのパターンを具体例を挙げ、説明している。文学、落語、漫才、TV、新聞、ジャーナリズム、バラエティ。様々な領域から「笑い」というテーマに関する事例を集めていて、読んでいて笑えた。 ※図書館借り2011/10/23

SKH

4
様々な「笑い」を解析、解説。「人間には緊張を解き、心を保つための精神の調節機能が与えられている。それが笑いとユーモアである。」2014/01/15

本の虫になろう

1
笑いをここまで落とし込んで考えた本に出会えたこととても嬉しく思います。常識をはずれ自由な角度から複眼的に見ることで人を救う笑いこそがユーモア。良いも悪いも綺麗も汚いもズルいも優しいも、相対的な区別がハッキリあるようで実はお互いをお互いに内包している。だからこそバランス感覚を持ち中庸を求め、物事を別角度から見る。それはまるで仏の道のよう。物事はただあるだけで、見ている人間によって評価は変わる。人間の存在自体がおかしいとはまったくその通り!笑いを深く理解できたことで、笑い全体に対して凄く寛容になれました。2015/03/05

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0
カエルの解剖実験をし、更に脚の電気信号の実験までさせてもらった感じ。カエルの解剖はこれで最後になるよう・・・日々精進。2013/09/15

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