冷戦 ワールド・ヒストリー〈下〉

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冷戦 ワールド・ヒストリー〈下〉

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  • サイズ 46判/ページ数 532p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784000256735
  • NDC分類 209.6
  • Cコード C0022

出版社内容情報

第一二章 ヴェトナムとの遭遇
第一三章 冷戦とラテンアメリカ
第一四章 ブレジネフの時代
第一五章 北京のニクソン
第一六章 冷戦とインド
第一七章 中東の大渦巻
第一八章 デタントの敗北
第一九章 ヨーロッパの前兆
第二〇章 ゴルバチョフ
第二一章 グローバルな変容
第二二章 ヨーロッパの現実

終章 冷戦が形成した世界

本書のアプローチと謝辞
監訳者あとがき

人名索引・事項索引



【上巻 目次】
日本語版への序文(二〇一九年)
序章 世界の形成
第一章 出発点
第二章 戦争の試練
第三章 ヨーロッパの非対称性
第四章 復 興
第五章 新しいアジア
第六章 朝鮮半島の悲劇
第七章 東側陣営
第八章 西側の形成
第九章 中国の災難
第一〇章 帝国の解体
第一一章 ケネディを襲った危機

内容説明

資本主義と社会主義に世界を二分し、国家や人々の生活を翻弄した冷戦。それはイデオロギー対立であると同時に、一つの国際システムであった。その起源から展開、終焉までの一〇〇年の歩みを、冷戦史研究の第一人者が描き切った迫力の通史。米ソや欧州のみならず、アジア、アフリカ、ラテンアメリカなど全世界を包含した「世界史」としての冷戦を浮かび上がらせる。下巻はヴェトナム戦争後の展開を追い、東欧革命とソ連解体による冷戦の終焉までを扱う。

目次

ヴェトナムとの遭遇
冷戦とラテンアメリカ
ブレジネフの時代
北京のニクソン
冷戦とインド
中東の大渦巻
デタントの敗北
ヨーロッパの前兆
ゴルバチョフ
グローバルな変容
ヨーロッパの現実
冷戦が形成した世界

著者等紹介

ウェスタッド,O.A.[ウェスタッド,O.A.] [Westad,Odd Arne]
1960年ノルウェー生まれ。ロンドン大学政治経済学院(LSE)教授、ハーヴァード大学教授を経て、現在はイェール大学歴史学部、ジャクソン・インスティテュート・オブ・グローバル・アフェアーズ教授。冷戦史研究の第一人者

益田実[マスダミノル]
1965年生まれ。立命館大学国際関係学部教授。イギリス政治外交史・国際関係史

山本健[ヤマモトタケシ]
1973年生まれ。西南学院大学法学部教授。ヨーロッパ国際関係史

小川浩之[オガワヒロユキ]
1972年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科准教授。現代イギリス政治外交史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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BLACK無糖好き

20
原著は2017年刊。著者の代表作『グローバル冷戦史』でそのスケールの大きさは記憶にあった。この上下巻はその時間と空間を更に広大な領域に拡張して冷戦の全体像を詳細に著述した印象を受けた。簡潔にサラッと纏めた歴史書も手軽でいいかもしれないが、本書のような広い視野で重厚に描かれた歴史書を読むと、いくつもの個々の事象が複雑に積み重ねられて大きな歴史が作られるダイナミズムを改めて思い知らされる。◇訳注の数は最小限にとどめたようだ。アラビア語やアフリカーンス語の資料もどの程度活用したのかは興味が湧く。2021/05/12

風に吹かれて

19
①19世紀末の世界的不況から1991年ソ連崩壊の100年間の世界史。歴史に疎い私にとって知る事多い本だった。 東欧に共産主義国家が少なくないのは何故だろうと思っていたのだが、対ドイツ戦争で900万人の戦死者を出しながら戦ったソ連に対する信頼が共産化に少なくない影響を与えたのだった。ベルリンの壁崩壊に象徴される冷戦の終焉は、東欧を見据えながらのヨーロッパ統一の動きが大きく作用したこと、ヨーロッパとソ連を繋ぐ天然ガスのパイプは経済面も含めた互いの安全保障の意味合いもあること、2020/09/23

モリータ

12
◆原著 "THE COLD WAR: A World History" は2017年刊、邦訳(本書)は2020年岩波書店刊。著者は1960年生、ノルウェー出身の歴史学者("冷戦史研究の第一人者")で、ロンドン大、ハーヴァード大教授を経て現在はイェール大学歴史学部教授。(奥付より)◆序章と監訳者あとがきより以下引用(本文引用は省略、付箋で)。◆序章;「冷戦は1945年から1989年にかけて頂点に達した資本主義と社会主義の間の対立であるが、その起源はずっと以前にさかのぼり、その影響は今日もなお感じられる。(続2023/08/31

MUNEKAZ

12
下巻はベトナム戦争からソ連崩壊まで。デタントとブレジネフ時代が象徴するように、ある種の安定を得ながらも、永遠に続くかに見えた米ソの対立は、グローバルな政治・経済の変容の末、ソ連の敗北に至る。レーガン、ゴルバチョフら冷戦を絶対不変の状況と見なかった指導者たちの決断にとどまらず、冷戦の論理から離れだす第三世界の動向も含めて幅広く捉えた内容は圧巻。大著には違いないが、密度の濃さからコンパクトにまとまっているという感もある。個人的には、インドの冷戦とは距離を置いた非同盟主義について、簡潔に知れたのが勉強になった。2020/10/19

11
漸く読み終えた。冷戦の舞台と言えば、ヨーロッパと朝鮮、ベトナムぐらいしか頭になかったが、中南米、南アフリカ地域でも冷戦によって悲惨な紛争や政治事件が引き起こされていたという事実に気が付かされた。特に米国が共産主義国家の誕生を防ぐために複数の軍事独裁国家を支援し続け、その圧政下で多くの人が亡くなったという点は忘れてはならないだろうし、その時に蒔かれた種がイスラム原理主義を生んだというのも皮肉な話だ。冷戦が終わった当初はこれで世界は平和になると思ったが、決してそうならなかったのも皮肉な話だとつくづく感じた。2021/05/21

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