出版社内容情報
資本主義と社会主義の間で二分された世界で、国家や人々の生活を激しく揺さぶった冷戦。その起源から終焉までの一〇〇年を、冷戦史研究の第一人者が描き切る。米ソや欧州のみならず、アジア、アフリカ、ラテンアメリカなど全世界を包含した稀有の歴史叙述。上巻は一九世紀末からキューバ危機まで。下巻はヴェトナム戦争からソ連解体まで。
内容説明
資本主義と社会主義に世界を二分し、国家や人々の生活を翻弄した冷戦。それはイデオロギー対立であると同時に、一つの国際システムであった。その起源から展開、終焉までの一〇〇年の歩みを、冷戦史研究の第一人者が描き切った迫力の通史。米ソや欧州のみならず、アジア、アフリカ、ラテンアメリカなど全世界を包含した「世界史」としての冷戦を浮かび上がらせる。上巻は一九世紀から二つの大戦を経て、キューバ危機までの冷戦が本格化する時代を扱う。
目次
世界の形成
出発点
戦争の試練
ヨーロッパの非対称性
復興
新しいアジア
朝鮮半島の悲劇
東側陣営
西側の形成
中国の災難
帝国の解体
ケネディを襲った危機
著者等紹介
ウェスタッド,O.A.[ウェスタッド,O.A.] [Westad,Odd Arne]
1960年ノルウェー生まれ。ロンドン大学政治経済学院(LSE)教授、ハーヴァード大学教授を経て、現在はイェール大学歴史学部、ジャクソン・インスティテュート・オブ・グローバル・アフェアーズ教授。冷戦史研究の第一人者
益田実[マスダミノル]
1965年生まれ。立命館大学国際関係学部教授。イギリス政治外交史・国際関係史
山本健[ヤマモトタケシ]
1973年生まれ。西南学院大学法学部教授。ヨーロッパ国際関係史
小川浩之[オガワヒロユキ]
1972年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科准教授。現代イギリス政治外交史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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