出版社内容情報
ゆとろぎとは、「ゆとり」と「くつろぎ」を足して「りくつ」を引いたもの。イスラームの日常の中で、大事にされている「ゆとろぎ」とは、どのように日々実践されているのでしょうか。忙しく追われる毎日が変わっていく、人生が知恵。いままでのイスラーム観も変わります。
内容説明
「ゆとろぎ」とは、「ゆとり」と「くつろぎ」を足して「りくつ」を引いたもの。イスラームの日常のなかで大事にされている「ゆとろぎ」、ラーハは、どのように日々実践されているのでしょうか。毎日の会話のなかで、子育てのなかで…。追われる毎日が変わる、人生の知恵。いままでのイスラーム観も変わります。
目次
1 ゆとろぎとの出会い(沙漠の石ころとわたしと;「ゆとろぎ」とは何か;ゆとろぎの風景;ラーハの世界へ―遊牧の子どもたち;風の道…に…ぺたん)
2 ラーハの世界(香りの道中記;草の根のフィランソロピー;「ゆとろぎ」とすまい;酒は多少の益もある)
3 言の葉の舞う世界(花びらのような言の葉はどこに;「あいさつ」のしらべさまざまにとびかって;言葉は、つむぎつながれ;ラマダーンがやってくる!)
4 「愛着空間」をひろげる旅(水色の星を旅する;北ぐにでの出会い;沙漠の開発;中国の静粛なモスクにて)
5 ゆとろぎの時空(たおやかな魂がボーダーを越える;異文化にさわり、おもいきって、のみこんでしまう;祈りのある風景―生活のリズムとともに)
著者等紹介
片倉もとこ[カタクラモトコ]
1937年奈良県に生まれる。1972年東京大学大学院地理学博士課程修了。理学博士。津田塾大学教授、国立民族学博物館教授、中央大学総合政策学部教授を経て、2008年3月まで、国際日本文化研究センター所長を務める。現在、国立民族学博物館名誉教授、国際日本文化研究センター名誉教授、総合研究大学院大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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