内容説明
経済活動や貨幣の正体とは何か。その根底にある「権力」とはどのようなものか。経済学の正統がこれまで見落としてきた「模倣」に照準して考える本書は、近代の経済的人間像を、そして経済学そのものをラディカルに問い直す。タルド、マルクス、スミス、高田保馬、アリストテレス、フーコーらの思想を縦横に援用しながらの探究。
目次
序論 人間の終焉と「類似」―ホモ・エコノミクス再審
第1部 近代の模倣(模倣と権力の同根―タルドとマルクス;「勢力」意志からの従属本能へ―高田保馬における模倣と権力;統治の原理としての「同感」―スミスにおける模倣と権力)
第2部 甦る類似(貨幣の“際”、資本の“窮”―フーコーと経済学批判;幾何学的「比例」と交換―アリストテレスとマルクス;天体に「照応」する鋳造貨幣―コペルニクスとグレシャムの法則)
著者等紹介
大黒弘慈[ダイコクコウジ]
1964年生まれ。京都大学大学院人間・環境学研究科教授。経済理論、経済学史(経済思想史)。東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。博士(経済学、東京大学)。東京大学経済学部助手、龍谷大学経済学部助教授、京都大学大学院人間・環境学研究科准教授を経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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