出版社内容情報
抜けるような青い空に,白い雲が心地よい.ゾウは鼻を振り上げて,シロクマは後ろ姿で座っている.ジェット機型の雲は,風に乗って飛んでいく.海には行きかう船,陸には火力発電所.不気味に低く伸びるのは,スモッグの帯か――船の上から空を見上げて20年.刻一刻変化する
内容説明
抜けるような青い空に、白い雲が心地よい。ゾウは鼻を振り上げて、シロクマは後ろ姿で座っている。ジェット機型の雲は、風に乗って飛んでゆく。海には行きかう船、陸には火力発電所。不気味に低く伸びるのは、スモッグの帯か―船の上から空を見上げて二十年。刻一刻変化する雲の一瞬をとらえたコンパクトな横型写真集。
著者等紹介
関戸勇[セキドイサム]
1946年、福岡県八幡市(現・北九州市)生まれ。日本大学芸術学部写真学科卒業、岩波映画製作所写真部を経て、フリーの写真家となる。現在は「路傍の写真師」と称して、自然や植物、人物などをテーマに、写真を撮り続けている。日本風景写真家協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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榊原 香織
60
雲の名前って実は10種類しかない(しかもかわいくない) だから名前は書いてない。 雲写真ならマネできソーダ。ただ、視点の置き方が難しいかも2021/12/24
ヒラP@ehon.gohon
9
身近な風景も、雲が様々にコーディネートしてくれると味わいもいろいろです。さりげなくスルーしている日常を切り取ってみたような写真集です。心のゆとりの大切さを感じます。2016/09/02
kinkin
8
東京湾の雲の写真集。広角で撮られた写真がどれも美しい。2013/08/20
fon
1
写真集の中に海があってよかった。マリンスポーツをやっていた経験から波の状態みれば大体の風速が推測できる。これだけの情報でも鼓膜を刺激する風の音、汽笛など自分が体験してきた知識をイメージしながら、写真家がどういう状況でジャッターをきるのか知ることができて楽しかった。2011/09/02
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